ドゥンガ
P.37
チームメイトのミスを指摘しないほうが、私にはよほど敬意に欠ける行為に映る。注意をしないことで負けたのだとしたら、
ふたりの関係は友人のそれですらない。
P.88
私はオリンピック代表、そしてフル代表と、一見順調にステップアップしていったが、その間私の頭の中にはいつも、人生にチャンスは一度しかないという考えがこびりついて離れなかった。そのたった一度のチャンスのために準備を
しておかなければならないと考えていた。
チャンスは5回も6回もあると思っている人もいるかもしれない。一度くらいチャンスを逃しても、また次があるさと思う人もいる。だがそういう人は、そう思っている限り、結局何もつかむことができないだろう。
P.179
何かを変えるためにはやはり怒鳴らなければならない。20メートルも30メートルも離れている相手に優しい言葉をかけるなんてできない。吠えなければならない、というのが私の考えだ。