辰吉丈一郎
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少年時代のボクは、とにかくとんでもない悪ガキだった。バイクが好きで、タバコやアルコールは小学生のときに経験したし、中学時代には、意見の合わない先生を殴ったことも一度や二度ではなかった。
校長先生の飼っている鯉をトイレに流してしまったこともあった。ゲームセンターで因縁をつけてきた高校生の番長をこっぴどく痛めつけたことも……。
世間で「悪い」と言われることは、ほとんど15歳までに経験した。
そのまま大人になっていたら、おそらくボクは真っ当な生き方をしていなかっただろう。辰吉丈一郎という名前も、もしかしたら違う形で世間の目に触れていたかもしれない。
ボクの人生を変えてくれたのはボクシングだった。
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他人がどうこう言おうと自分の信じるところを突っ走る。これが男の生き方だ。